2014年11月14日金曜日

Hatching Twitter(Twitter創業物語)


Twitterの創業にまつわるエピソードを書いた本。

Twitterを立ち上げる前に取り組んでいたサービスなども詳細に書かれており、どのような経緯でTwitterが生まれていったかよく分かる。

また創業者間の人間関係の確執なども、せきららに書かれており、Twitterの創業の場に居合わせたかのような臨場感を味わうことが出来る。正直、よく許可を出したなと思えるくらい恥部が満載なのも読み手としては非常におもしろい。

読んでいて興味深いと思ったことをいくつか纏めてみる。

1. 創業者の一人(Evan)はすでに、スタートアップで実績があった
ずっと利益0の状態なのに、なぜか投資家による資金投入が行われているのは本を読むから知っていて、アメリカは違うなーと単純に思ってたんですが、EvanはすでにGoogleにブログサービス(私も使っているこのBlogger)を売却した実績があって、スタートアップ界隈ではすでに有名人だったようだ。
別に有象無象の人間に投資を続けていたわけではなく、投資されるだけの理由がちゃんとあったわけです。あと、はじめの方はEvan本人がBloggerの売却益を回したりしていたようだ。

2. テレビ業界などのメディアが積極的にTwitterを利用していた。
最近は若干ましになった気もするが、日本のメディアのIT嫌いは異常なほど。それに比べると積極的にテレビの番組などでTwitterを利用している様子は印象的だった。


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