2014年6月8日日曜日

Spotifyを使ってみて思った。音楽にお金を出すということ。

Spotifyを使ってみた

音楽ストリーミングサービスのSpotifyを使ってみました。Spotify日本では消費者を置き去りにした業界の事情によりまだ使えないみたいですが、すでに全世界で2000万人を越えるユーザがいる大人気サービスです。

僕はいまアメリカにいるので、何も後ろめたいこともせずに普通に楽しめているわけですが、正直な感想としてこれがタダで使えるのは非常に革新的に思えます。

Spotify自体は日本にいることから知ってましたが、実はYoutubeやTuneInで音楽は聞いていたので、まあ同じようなもんだろうと思って大して期待してませんでした。

しかしながら使ってみると、使い勝手の満足度として大きな違いがあります。
理由としては大きく以下の2つがあげられると思います。

1. 配信している楽曲数が多い
2. 楽曲の選び方の自由度が高い

Spotifyでは1500万以上の楽曲があるようです。
音楽というのは気分や日によって聞きたいものが全く違ったりするので、やはりバラエティは非常に重要です。

またアーティスト・楽曲を選択して再生できます。
ときどきピンポイントで聞きたくなる曲があるので、これは個人的に非常に満足度が高いです。

加えてロック、ポップなど「ジャンル」で指定できるもはもちろんのこと、パーティやロマンティックなど「気分」で指定することも可能です。指定すれば、適当に選択された音楽がエンドレスに流れるのでなんとなく音楽を流したいときとしては最適です。

TuneInとかYoutubeよりも多数の楽曲の選択肢の中から、聴きたい曲をきめ細やかに選べるので、これも非常に満足度が高いです。


楽曲購入はiPhoneの有料アプリを買うくらい抵抗がある行為になる

無料でここまで音楽が自由自在に聴けることを考えると、今後はますます音楽を購入するハードルが高くなる気がします。CD不況は久しく騒がれてますが、かと言って多少安いデジタルデータならば売れるという状況にもならなそうです。

楽曲を購入するという需要は決してなくならないとは思いますが、お金を出すという意味において、配信サービスと楽曲の購入という関係は、iPhone(Andoroid)の無料アプリと有料アプリのような関係になるのではないかな、と想像しています。

つまりリスナーにとって配信サービスを利用するのはiPhoneの無料アプリを使うようなもので、逆に音楽を購入するというのは有料アプリを買うようなもの。

現在、多数の高品質な無料アプリが手に入るようになったがために、100円のアプリですら購入のハードルが高く感じる方は多くいると思います。同様に、今後は音楽にお金を出すのに非常に抵抗を感じる方が多くなってくるのではないでしょうか。特にCDを購入した経験がほとんどない若い人たちを中心に。


おまけ

spotifyの感想ブログを貼っておく。










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